第三者保守協会、蔵満 茂代表理事インタビュー

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「INTER VIEW」

第三者保守協会、蔵満 茂代表理事インタビュー

2024年07月16日

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Inter View

2023年12月に立ち上がった業界団体の第三者保守協会(東京都千代田区)。メーカーやエスアイヤーに向けた認知拡大および、第三者保守ビジネスの信用獲得を目指す。代表理事に就任したエスエーティ(東京都府中市)の蔵満茂社長に、第三者保守ビジネスの可能性と、団体を通じた今後の見通しを聞いた。

IT機器「第三者保守」の業界団体発足

国内プレイヤー約40社の成長産業
コスト削減と環境配慮を両立

第三者保守協会 蔵満 茂代表理事第三者保守協会
蔵満 茂代表理事

コスト削減ニーズで成長
認知と信用獲得目指す

──第三者保守(延命保守)とは、どのようなサービスでしょうか。

蔵満 メーカー保守が終了したIT機器を、メーカーではない第三者の企業が保守をするサービスです。機器はサーバーやネットワーク、ストレージといった機械が中心で、保守はその故障対応などが主ですね。国内では大体30〜40社ほどが手がけていますけど、第三者保守に特化したところはまだそこまで多くありません。

──まだ新しいビジネスなのですね。

蔵満 海外ですと業界の7割のお客様が利用しているという記事もあるんです。他方、日本は1〜2割程度あればいい方で、知名度も低いですね。だからこそ成長性は非常に高く、大手企業中心にお客様は増えてきています。毎年20%ぐらいの成長率はあると言われています。

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第587号(2024/07/10発行)11面

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