2023年12月に立ち上がった業界団体の第三者保守協会(東京都千代田区)。メーカーやエスアイヤーに向けた認知拡大および、第三者保守ビジネスの信用獲得を目指す。代表理事に就任したエスエーティ(東京都府中市)の蔵満茂社長に、第三者保守ビジネスの可能性と、団体を通じた今後の見通しを聞いた。
IT機器「第三者保守」の業界団体発足
国内プレイヤー約40社の成長産業
コスト削減と環境配慮を両立
第三者保守協会
蔵満 茂代表理事
コスト削減ニーズで成長
認知と信用獲得目指す
──第三者保守(延命保守)とは、どのようなサービスでしょうか。
蔵満 メーカー保守が終了したIT機器を、メーカーではない第三者の企業が保守をするサービスです。機器はサーバーやネットワーク、ストレージといった機械が中心で、保守はその故障対応などが主ですね。国内では大体30〜40社ほどが手がけていますけど、第三者保守に特化したところはまだそこまで多くありません。
──まだ新しいビジネスなのですね。
蔵満 海外ですと業界の7割のお客様が利用しているという記事もあるんです。他方、日本は1〜2割程度あればいい方で、知名度も低いですね。だからこそ成長性は非常に高く、大手企業中心にお客様は増えてきています。毎年20%ぐらいの成長率はあると言われています。
第587号(2024/07/10発行)11面