大人になってから再びトレカを始める人、貴重なカードを集めるコレクターなど、「大人が楽しめる」場所として、お酒が飲めるトレカ店が増えている。注目の2店舗を取材した。
- MTG BAR Nomeruya 飲める屋(東京都新宿区)
- ●オープン/2020年4月 ●営業時間/平日:17〜24時、土日祝:15〜24時
●座席数/6卓とカウンター 全28席 ●メイン客層/30〜40代男性 男:女=9:1
●チャージ代/1時間500円(パックは3時間1200円、5時間1500円 5時間以降1時間300円)
お酒のラインナップも充実させていく予定
高田馬場駅からほど近い場所にある同店。 テーブルの大きさは通常のプレイスペースよりも広くしている
マジック:ザ・ギャザリングの専門店「晴れる屋」が運営する「飲める屋」。学生時代にプレイしていて、30代になって再び戻ってくるプレーヤーや初心者をターゲットにしている。「そういったお客様は久しぶりにやってみたいと思っても、トーナメンセンターでは敷居が高い。おしゃべりしながら情報収集もできるカジュアルな場として、バーを作りました」と店長の寺本昌司さん。
フードのメニューの価格はほぼ1コイン(500円)で、ホットサンドなど手軽につまめるものがメイン。アルコールはビールやウィスキーの他、「5カラーマナカクテル」という、マジックに因んだ色をイメージしたカクテルも用意している。
店内には30ほどデッキが用意してあり、手ぶらで来てもプレイできる(下写真)ランダムドリンクのメニュー
人気は「ランダムドリンク」。一振り500円で、サイコロの目によって飲めるドリンクが決まるというもの。500円以上のドリンクが当たることもあり、ゲーム感覚で楽しめるようにしている。
第524号(2021/11/25発行)15面