繁盛店の店づくり【vol.245】ORANGE BOUTIQUE、エルメス専門で月売上1億円

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ORANGE BOUTIQUE(オレンジブティック)(心斎橋筋商店街)

繁盛店の店づくり【vol.245】ORANGE BOUTIQUE、エルメス専門で月売上1億円

「繁盛店の店づくり」

2022年04月30日

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繁盛店の店づくりVol.245

日本最大級の品揃えを誇るエルメス専門店「オレンジブティック」が昨年11月、心斎橋筋商店街にオープンした。手掛けるのは創業66年を誇る宝美堂(大阪府大阪市)。国内外からの注目を集めている同店の店づくりを紹介する。

ORANGE BOUTIQUE(オレンジブティック)

商店街を歩くお客も店の奥まで見通すことができる奥行きがある同店。什器はカラーをオレンジ色に、形は四角に統一しているため、すっきりとした「抜け感」がある。商店街を歩くお客も店の奥まで見通すことができる

バッグはすべて壁に取り付けられたケースに1個ずつ陳列バッグはすべて壁に取り付けられたケースに1個ずつ陳列。それぞれのケースの両側には、照明焼けを起こさないLEDライトを設置。バッグの後ろはステンドグラス模様になっており、ケース内はとても明るい

エルメスを象徴する 鮮やかなオレンジ色が印象的な「オレンジブティック」。宝美堂の渡邉智浩社長は「エルメス直営店では購入が難しいバーキンやケリーを230点以上揃えています」と話す。

ブランドリユースやオークションを運営するグローバルトレードのグループ企業である同社。グループ全体では500点以上のバーキン・ケリーを保有しており、店舗に無くてもグループ間で商品を探すことが可能だ。

「この店舗はハブのような存在。国内外のお客様や海外バイヤーの方に売買するグループの拠点になっています」(渡邉社長)

  • 入口の上に設置されているシャンデリア入口の上に設置されているシャンデリア。ここにもステンドグラスが用いられている
  • オレンジ色が印象的な同店の入口オレンジ色が印象的な同店の入口

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Shop Data

オープン 2021年11月10日
スタッフ数 7名(常駐:4名) 
備考 ●店舗面積/46 坪(1、2階合わせて)
●店頭在庫/約400点
●客層/20~60代
●男女比/男性:女性=1:9
●客単価/約200万円

●備考/宝美堂はエルメス専門店の3号店(オレンジブティック)の他、同じ心斎橋に宝美堂1号店(時計)、2号店(ブランド全般)がある。

第534号(2022/4/25発行)13面

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