繁盛店の店づくり【vol.254】阿武隈書房、仙台に2号店を出店

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阿武隈書房 仙台店(宮城県仙台市)

繁盛店の店づくり【vol.254】阿武隈書房、仙台に2号店を出店

「繁盛店の店づくり」

2022年09月06日

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繁盛店の店づくり Vol254

福島県いわき市の阿武隈書房が2021年11月、仙台市に2号店をオープンした。出店の狙いは買取りの強化だ。東北最大の都市・仙台市に実店舗を出店し、学術系の専門書の取扱量を増やしたいと考えている。

阿武隈書房 仙台店(宮城県仙台市)

実店舗で買取強化を狙う

入口近くの陳列棚入口近くの陳列棚。子どもが来店した時など、座って本が見られるようにベンチとしても使えるようにしている

木製の本棚が並ぶ店内。木目の模様をそのままを活かした什器は、宮城県産の杉材を使っている。宮城県の県産材需要創出事業の助成を受けたもので、お客からは「木が持っている柔らかな雰囲気がいいね」と言われて好評だ。

阿武隈書房代表の有賀史人さんは「仙台に2店舗目を出店した狙いは、買取りの強化です」と話す。

古書店としては、通路が広めの店内古書店としては、通路が広めの店内。フロアは奥に細長く続いている。入口付近には300円均一のコーナー、その隣が新書や文庫。奥は哲学や民俗学、歴史など専門書のコーナーになっている

店舗のカウンター。こちらも木材を使っていて、温かみがある店舗のカウンター。こちらも木材を使っていて、温かみがある

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Shop Data

オープン 2021年11月26日
取扱い商品 古書約12000冊
スタッフ数 6名(常駐2~3名)
備考 ●店舗面積/約50坪
●客層/20代~70代 男:女=6:4

第543号(2022/9/10発行)8面

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