浅草にあるレトロなビルで、年に春と秋の2回だけオープンする「浅草ライヲン百貨店」。選りすぐりのアンティークの店や、質の高い手作り雑貨の店が集まる人気のイベントだ。お客も出店者も楽しめるイベントの秘密を取材した。
浅草ライヲン百貨店
会場前で呼び込みをする大藪さん。浅草観光の人や、近所の方も足を留めていた
ライオンビルの内部。年代を感じさせる階段や壁がレトロ感満載
浅草ライヲン百貨店がスタートしたのは、2014年の秋。京都のアンティーク着物店「やゝ」の代表・大藪美佐枝さんが、「これまでお店を続けてこられた恩返しがしたい」と、若い店主が参加できるイベントを企画したのがキッカケ。東京・銀座のアンティークショップ「裏庭」の佐藤恵子さんが首都圏のショップに声をかけて始まった。
コロナ禍で2019年秋で一旦休止していたが、2022 年春から再開。秋の11月5、6日の開催日には多くのファンが集まった。
第550号(2022/12/25発行)8面