水野(大阪府大阪市)が運営するシャネル・リユース専門店「CO&CO」が好調だ。ブランドリユース店がひしめく銀座で、商材をシャネルに絞ることで競合店と差別化。アパレルの豊富な品揃えも人気となっている。
CO&CO 銀座イグジットメルサ店
アパレル強化で差別化
店内の内装は、ライトグレーに統一。現行品のシャネルの店舗に近い雰囲気になるようにした。オープン当初、店頭在庫は600点でみっちりと陳列していたが、現在は400~500点と減らした。バッグは正面から見えるように置き、見やすさを重視した陳列をしている
CO&COの隣には、買取専門店「まねきや銀座本 店」がある(上写真のココ)
「シャネルの商品はどの時代のものも価値が高く、ファッション性が高い。競合店の多い銀座では、シャネル専門とすることが一つの武器になると考えています」と話す店長の伊藤正樹さん。
昨年11月のオープン時には目標を大幅に上回る売上を記録。今年の秋冬はさらに弾みをつけたい考えだ。
まねきや銀座本店の店内。買取りブースの1つはライバーがライブ販売する場所としても使われている。多い時は月4回、外国人ライバーによるライブ販売が行われている
当店の強みは、質の高い商品を豊富に集められるバイヤーがいること。もう一つは、自社のアパレルオークション「まねきやオークション」を持っていることで、商品の回転率が高く、陳列商品が常に入れ替わり、フレッシュな棚が作れることにある。
オープン | 2022年11月13日(併設の「まねきや銀座本店」は2023年6月16日オープン) |
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スタッフ数 | 7名 |
備考 | ●売場面積/約65㎡ ●店頭在庫/400~500点 ●商材割合/アパレル25%、バッグ25%、アクセサリー40%、その他10%(点数換算) ●客層/30~50代 ほぼ女性 ●備考/水野は、買取専門店「まねきや」を8店舗、「CO&CO」を1店舗運営。2023年の売上高は26億8000万円(2023年6月実績) |
第570号(2023/10/25発行)10面