CASANOVA VINTAGE(東京・表参道)
繁盛店の店づくり【vol.279】CASANOVA VINTAGE.、ハイブランドと和のテイストを融合
キム・カーダシアンやデヴィッド・ベッカムなど、海外セレブも訪れる店として人気のヴィンテージショップ「CASANOVA VINTAGE」。東京・表参道に「本店」と「離れ」の2店舗があり、「和」をコンセプトにした離れはユニークな店づくりをしている。
畳のあるヴィンテージショップ
「離れ」の店内の畳の間には、白い砂利を敷き詰めて、大きな石を配置。枯山水の石庭をイメージさせる店づくりになっている
「海外のお客様は日本の文化が好きな方がすごく多いので、和のテイストをコンセプトにした店にしました」と店長の弁慶亘(べんけいわたる)さん。2020年12月にオープンした「離れ」は和にこだわりつつも、靴のまま畳に上がれるスリッパを用意するなど、細かな配慮が行き届いている。「本店」「離れ」とも、なるべく気軽に商品を手にとってもらえるよう、一部のレア商品以外はガラスケースに入れていない。
入口から「離れ」の店内を見渡したところ。クロムハーツのソファとクッションのインパクトが強い
客の年齢層は20~40代。その半数が海外からの客だ。客単価は約30万~40万円。インバウンド需要が戻り、現在は店内が混み合わないよう、ドアマンを配置するほどだ。
オープン | 本店:2019年12月28日 離れ:2020年12月22日 |
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スタッフ数 | 両店舗合わせて10名 |
備考 | ●売場面積/本店:48㎡ 離れ:55㎡ ●商品点数/本店:約1500点 離れ:約1000点 ●客層/男:女=4:6 ●客単価/約30万~40万円 |
第573号(2023/12/10発行)13面