エシカルをテーマにしたイベント「PRE-LOVED」が11月25、26日の2日間、東京・下北沢の野外イベントスペース「下北線路街空き地」で開催された。主催は代官山の古着屋集積施設「RAILSIDE COFFEE&VINTAGE」(共催:Vintage.City)。同店のストアマネージャーの高田俊平さんにイベントの狙いを聞いた。
イベント会場には物販エリア(左下写真)の他に、飲食エリア(上写真)、ステージが設置されている芝生エリアがあった。芝生エリアには、漫画「ドラえもん」に出てくるような懐かしい土管が置いてあり、子どもたちが自由に遊んでいた(右下写真)
「このイベントの目的は、多くの人にエシカル消費について考えてもらうこと。古着やエシカル商品を販売するだけでなく、トークショーやアーティストのライブなどのコンテンツも用意し、集客できるようにしました」と高田さん。イベント名の「PRE-LOVED」とは「かつて愛されていた」という意味で、海外で使われているリユース品の呼称。「誰かが愛したものが巡り巡って、誰かにつながるということを感じてもらうためにイベント名にしました」と話す。
今回は、古着の他にエシカル商品やハンドメイド作品を販売する50店舗が出展。古着のネット販売をしている現役大学生から大手の「WEGO VINTAGE」まで様々。目標来場者数は1日2.6万人。2日間で5.2万人を見込んだ。
第574号(2023/12/25発行)8面