レッドライトヨコハマ(鎌倉駅西口の御成通り)
繁盛店の店づくり【vol.291】レッドライトヨコハマ、あえて「目にうるさい」陳列 値段をわかりやすくし安心感
鎌倉駅西口の御成通りにあるアメリカ古着と雑貨の「レッドライトヨコハマ」。夏になるとアロハシャツだけで200枚以上売れるという同店。あえて陳列方法を統一せず、ゴチャゴチャ感を楽しんでもらう店づくりをしている。
レッドライトヨコハマ
レッドライトヨコハマの店内。入ってすぐ右手にアロハシャツのコーナーがある
「入った瞬間『このお店、面白そう』と思ってもらえるように、手前に派手な色のアロハシャツを置いています。店内の陳列方法もあえて統一しないでゴチャゴチャに。『目にうるさい』のが、うちのお店の特長です」と店長の松尾早紀さん。
こうした盛りだくさんの陳列をする中でも、心がけているのは「値段がすぐわかるようにすること」。値札は隠さず見えるように付けている。外にディスプレイしている商品も大きな文字で値段を表示している。
オープン | 2016年横浜・中華街にオープン。2019年に横浜ワールドポーターズに移転。2020年に現在の鎌倉に移転した |
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備考 | ●店頭在庫/約2000点 ●客層/10~60代(コアな客層は20~30代女性) ●男女比/男:女=5:5 ●客単価/約8000円 ●レッドライトヨコハマは、現役パタンナーである松尾早紀さんと元デザイナーの松尾千矢紀さん夫妻で運営。店名はクレイジーケンバンドの楽曲「レッドライト・ヨコハマ」から命名した。 |
第586号(2024/06/25発行)10面