IGSA 生成AIでささげ効率化
2024年09月03日
生成AI推薦システムの開発や販売をするIGSA(東京都文京区)は6月、商品の写真や動画を撮影するだけでささげから査定まで行うことができる「スグトリ」をリリースした。同サービスを活用することで、リユース事業者の出品コストの削減や作業効率の向上が期待できるという。
価格査定にも対応
写真を撮るだけでブランド名や傷・汚れを検知する
同社は東京大学松尾研究所出身の松島創一郎氏が2年前に立ち上げた。今年の5月にはヒストリカルデータ不要で膨大な選択肢の中から最適解をレコメンドするAI生成推薦システム「スグレコ」をリリースした。スグレコは主に人材紹介業者で採用されており、例えば、転職エージェントが転職志願者に対して最適な求人を紹介する際に活用される。
今回リリースしたスグトリは、商品を撮影すると、ブランド特定などの商品情報を特定し、傷や汚れを検知し、商品説明を自動生成する。「Topic Modelling」(トピックモデリング)や大規模言語モデルを活用しており精度が高く、SEOに適した文章生成にも対応する。
第590号(2024/08/25発行)7面