「商材特化型古物市場」 次々増える理由とは?

検索

テクノロジーの力でリアル店をアップデートしよう! Reuse×Tech Conference for 2025

「商材特化型古物市場」 次々増える理由とは?

2024年09月24日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特定商材に絞り込んで競りを行う、商材特化型の古物市場が増加している。例えば工具、自転車、楽器など、専門性の高い商材を集約した市場が各地で誕生。高い相場や検品対応などが強みとなるが、なぜこのような市場が増えているのだろうか。実例とともに紹介する。

個性ある古物市場が
全国で拡大基調

リユース経済新聞 KUROFUNEOFUNE&PARTNERSは東京都内で自転車特化のオークションを開始KUROFUNE&PARTNERSは東京都内で自転車特化のオークションを開始

今年の夏から秋にかけ、次々と新規の古物市場が立ち上がっている。それぞれ、これまで「道具」「雑貨」など、他の商材と混ぜて競りにかけられていた商材を独立させ、細かいジャンルに特化した品揃えを特徴とする。

8月、KUROFUNE&PARTNERS(千葉県千葉市)は自転車特化のオークション「チャリンコMANオークション」を開始した。主に同社が出張買取で仕入れた自転車を東京都足立区内の専用倉庫で競る。

入札方式を採用し、個人参加も可能とする。防犯登録も購入時に行える。吉種友樹店長は「競合が出てくる前に自社の立ち位置を確立したい」と意気込む。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第592号(2024/09/25発行)28面

Page top
閉じる