NEWYORKERが公式リユース販売サイトをオ ープン

衣料事業を展開するダイドーフォワード（東京都千代田区） は10月1日、自社ブランドの公式リユース販売サイトをオープンした。同社は既製服の紳士服・婦人服を扱う「NEWYORKER（ニューヨーカー）」を中心に、複数のファッションブランドを擁する。

2016年から古着回収サービスを実店舗で実施。常設店30店で不要品回収の「NYリサイクル」、百貨店インショップを含めたリテール店では、期間限定で衣替え時期に近い年2回に「リサイクルサービス」を行う。回収の際当日の買い物が、「NYリサイクル」では5％オフ、「リサイクルサービス」では10%オフとしている。従来はリサイクルに回していたが、同社初の中古品販売に踏み切った。

サイトに600点、若年層開拓図り

「NY.CYCLE STORE／エヌワイ ドットサイクル ストア」と題した販売サイトをオープン

「ニューヨーカーは、飽きのこないトラディショナルなデザインや長く着用できる品質の良さが特徴で、リユースの可能性を秘めていると以前から思っていました。店舗が百貨店に多いことや定価の高さから、手が届きにくいと感じている若い方と接点を増やし、顧客開拓をしていきたい」と横田浩之営業本部本部長は話す。

第594号(2024/10/25発行)4面