FUNEE(東京都渋谷区)運営の古着フリマサイト「digdig(ディグディグ)」が、若者を中心に人気を集めている。同サービスは、SNSやリアルイベントを通じて認知を拡大。今年8月に出品を一般開放し、利用者を着実に増やしている。
出品を一般開放、出品数は6万点超え
出品作業を同社が代行
気軽に出品できる仕組みに
digdigは若い層を中心に人気がある
FUNEEは今年1月にdigdigを正式リリースした。当初は一般消費者への認知拡大を目指し、影響力のあるインフルエンサーやアパレルブランドのディレクターなどに出品者を限定していた。また、インフルエンサーなどを交えたリアルイベントも開催し、顧客の定着化にも取り組んできた。
digdigの特徴は、一般的なフリマアプリとは異なり、採寸・撮影・梱包・発送といった出品に関する業務をすべて同社が行う点にある。出品者は専用キットに商品を詰めて送付し、価格を設定するだけでよいという簡便な仕組みだ。
第596号(2024/11/25発行)17面