メルカリ中間決算、増収増益 MAUは前年割れ続く

メルカリ（東京都港区）が2月6日に中間決算を発表した。国内マーケットプレイス事業のGMV（流通取引総額）はスポットワーク事業を除き前年比105％の2960億円。ただし、ユーザー数は頭打ちが続き、前年比97％の2279万人にとどまった。

米国事業「あらゆる選択肢の検討が必要」

登壇する取締役 兼 執行役 SVP of Corporate 兼 CFO 江田清香氏

連結売上高は前年同期比101.9％の941.6億円、営業利益は前年同期比145.9％の114.1億円で増収増益だった。

メルカリは昨年、商品すり替えなどのトラブルを受け、取引を控える動きが出ていた。現在は不正対策を強化したことで正常化したとするものの、取締役 兼 執行役 SVP of Corporate 兼 CFO 江田清香氏は一定の悪影響を認める。

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