中古ブランド優良店を認定、AACDとATFが共同で実施

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中古ブランド優良店を認定、AACDとATFが共同で実施

2016年07月10日

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日本流通自主管理協会(AACD)全国質屋ブランド品協会(ATF)が6月21日、「優良事業者認定」を共同で行うことで合意した。年内を目途に、共同で新たな協会を立ち上げ、優良な中古ブランド取扱店を認定する計画だ。

右がAACDの安山勉会長

右がAACDの安山勉会長、左から2番目がATFの原幸雄理事長

WEB不正品対策

2団体で新たに立ち上げる協会は、認定店には、「偽造品を取り扱わない」という宣誓マークを付与する予定だ。協会では、審査や定期的なパトロールを行う。

AACDとATFが協会を立ち上げネット上の優良店を認定するネット上やフリマアプリ上で偽造ブランド品が流通している状況を是正しようと、2協会の思惑が一致した。

ATFの総会でAACDの安山勉会長が話した。同会で第一回の打ち合わせも実施したが、詳細は今後詰めていく。

「ネット上の偽造品対策が整備されていないので、健全化していきたいと思います」(AACD安山勉会長)

またATFの原幸雄理事長は、「今回の話は約4年前から双方の現場レベルで話し合いを行ってきました。新たな協会で行うことの構想はいろいろあります。ある程度スピード感を持ってやっていきたい」とコメントした。

AACDは120社、ATFは180社の会員を擁している。

395号(2016/07/10発行)4面

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