買取王国、バイヤー軸の業績管理
2017年01月17日
粗利や在庫回転日数「見える化」
古着やホビー商材を中心に総合・お宝系リユース店31店を展開する買取王国(愛知県名古屋市)が、「バイヤー軸での業績管理」に取り組んでいる。昨年5月に専用システムを導入した。
買取王国港店の外観
全店のバイヤー職80名弱の、買取販売に関する指標を「見える化」。バイヤー個人の買った商品数、買取金額、値入率、粗利率、在庫回転日数などが分かり、「買い取った商品が個人に紐づく」(長谷川和夫社長)仕組みを作った。ファッション等の大ジャンルから、更にレディース、キッズ等の小ジャンルレベルで数字分析ができると言う。
個人が自分の数字を把握して問題点を改善できるようにし、全社的な業績アップに繋げたい考えだ。従来は買取品が売り切れているか、それが適正価格なのか等が不明瞭な点が課題だったと話す。
407号(2017/01/10発行)8面