トマトランド、過剰在庫仕入に注力

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「当店はこんな店」

トマトランド、過剰在庫仕入に注力

2017年04月14日

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「まるでディスカウント店」

什器・防犯用品開発や総合リユース・アウトレットの「お宝創庫」など9店を展開するトマトランド(大阪府東大阪市)が、企業の過剰在庫やB級品等の買取りに注力している。仕入増が売上に結び付き、前年比10〜20%増で推移していると言う。

同社は新古品の仕入れを安定的に行うため、営業担当が定期的に連絡して余剰在庫処分の相談に乗っている。また新規仕入れ先開拓のため、メーカー・販社が集まる展示会に買取相談ブースを設けることもしている。

仕入れた新古品は、主に「お宝創庫」他9店で販売。同業態は300坪〜1000坪の郊外型店で大阪、京都、奈良、兵庫で展開している。売上の約8割が新古品で、「生活用品を安く購入できる、ディスカウントショップのような店」(浜垣英治マネージャー)だ。食品や化粧品、雑貨等を中心価格100〜300円で提供。平均客単価は1500〜1800円だ。

また同社はリアル店だけでなく会員のみ購入できる販売サイトも持ち、一部の商品はそこでも販売。エンドユーザーだけでなく業者も仕入れに使っていると言う。

「商品により、店舗での拡販やネット出品を避けなければならないものもあります。これらはクローズドマーケットで流通させていきます」(浜垣マネージャー)

トマトランド 浜垣英治マネージャートマトランド 浜垣英治マネージャー

413号(2017/04/10発行)5面

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