ウエストサイド、ツタヤ草叢BOOKSとコラボ
2017年10月10日
複合書店に中古楽器
中古CD・楽器の小売や卸を行い年商12億円強のウエストサイド(愛知県愛知郡)が、TSUTAYAの新業態「草叢BOOKS」とコラボした中古楽器店の運営に挑戦している。1〜2年以内に月商500万円を目指す。
ガクヤ各務原店の看板と内観
草叢BOOKSは、TSUTAYAが手掛ける新本・中古本・レンタル・カフェ等の複合ショップ。ウエストサイドは同店フロア中の69坪を使って、4月14日に「ガクヤ各務原店」をオープン。主力はギター・ベースを中心とした中古楽器で、これらを常時約400点揃える。
商業施設内のエンタメ性の高い複合ショップでの展開のため、「単独店に比べ、より多くのお客さんに当店をアピールできると思います」(石神徹部長)。新たな客層に発信していくための拠点としても同社は重視している。
同店の主力は中古楽器だが、ピアニカやウクレレなどを新品で仕入れる等し、ライトな客層に受けが良い商品も投入している。中古CDも合わせて提供し、特定アイテムにこだわらず、商材ミックスで音楽の魅力を伝えていくと言う。
ウエストサイド楽器事業部 石神徹部長
425号(2017/10/10発行)1面