ヒカカク!のジラフ、4億円資金調達へ

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ヒカカク!のジラフ、4億円資金調達へ

2017年11月15日

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メルカリら4社が出資

月間利用者数140万人の買取価格比較サイト「ヒカカク!」などを運営するジラフ(東京都新宿区)が11月2日、メルカリ等から総額約4億円の資金調達を月内に実施すると発表した。資本金が約6億円になる。

調達資金は主に、10月にローンチした中古スマホCtoCの「スマホのマーケット(スママ)」の広告費用に充てる。個人間売買で障壁になりやすいデータ消去・動作チェック等を、同社が間に入ってカバーする。「認知度を獲得し、スママを一気に広めていく」(麻生輝明社長)と話す。2020年には年間100万台の流通を目指す。

今般の第三者割当増資で新たに引受先となったのは、メルカリ、グリー、ミクシィグループVCのアイ・マーキュリーキャピタル、オンライン旅行事業のアドベンチャーら4社。メルカリは国内フリマアプリ最大手で、アイ・マーキュリーはグループ企業が興行チケット二次流通「チケットキャンプ」を展開。スママの成長可能性を評価し、出資に至った。「2社はCtoCでの勝ち筋・ノウハウを持っている。業務提携の可能性も検討はしている」(麻生社長)。

ジラフ 麻生輝明社長ジラフ 麻生輝明社長

427号(2017/11/10発行)3面

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