モダラバ、 インスタ連動の古着EC
2018年01月16日
「#」付けると自動で出品
モダラバ(東京都港区)が「MODALAVA SHOP」と題し、インスタグラム上でハッシュタグを付けるだけで、古着を同社のECサイトに出品できるというサービスを開始している。
ファッションキャリアを支援する
出品者はあらかじめモダラバと契約。インスタ上で売りたいファッションのコーディネートを投稿後、「#modalavashop」とタグをつけることでモダラバの運営するECサイトに掲載される。決済や商品の発送は同社が仲介することで、投稿者のプライバシーも守る。
契約する出品者は、主にインスタ上で数百から数千のフォロワーを持つコミュニティリーダー。フォロワーが主な購入者となるため、衣服そのものだけでなく出品者のファッションセンスも販売することになる。「モノではなくコトで販売できるのだということを浸透させたい」(桂茉利子代表)。既存のフリマアプリ等モノそのものを撮影して出品するものが主流。その為、ファッションの投稿が中心であるインスタグラムをプラットフォームに選択した。
12月の時点で10人を超える出品モニターが集まっている。これまではDMによる直接交渉などを中心に募ってきたが、今後はインスタグラマーのエージェント企業なども活用するという。来年2月末までに100人、来年末には1000人の出品者を集める見込みだ。
同社は「for every fashion lover」というミッションを掲げている。このサービスを通じて、コミュニティリーダーのファッションキャリアを支援していきたい考えだ。
モダラバ 桂茉利子代表
431号(2018/01/10発行)13面