ウィファブリック、長期在庫のB2Bフリマサイト
2018年01月18日
半年で登録数250超え
ウィファブリック(大阪府大阪市)が運営する、B2Bでアパレル等のデッドストックを売買できるフリマサイト「SMASELL(スマセル)」の登録数が、昨年12月までに250社を超えた。リリースは同年7月14日。
スマセルのトップページ
スマセルのターゲットは、繊維やファッションの業界。商社、アパレル、百貨店、リサイクルショップなど様々な業態の企業が利用している。商品の主軸はアパレル、インテリア、生地素材の3カテゴリとなる。上代ベースで常時数十億円の出品があるという。
仕様は企業間の取引に配慮。例えば決済等に同社が仲介することで、匿名での取引を可能にしている。
同社は「廃棄の無い循環型社会を目指す」という企業理念の下、同サービスを開始した。デッドストックを有効活用することで廃棄される商品を減らしていきたい考えだ。「サービスの趣旨に共感してくれる企業が多くあり、250社の登録を得られた。今後は5000社を目指していきたい」(福屋剛代表)。
今後はベクトル(岡山県岡山市)と資本・業務提携を行い、同じくB2Bでの古着の取扱いを予定。
ウィファブリック 福屋 剛代表
431号(2018/01/10発行)17面