チケットゾーン、お客からの感謝の言葉で成長

検索

「スゴ技紹介」

チケットゾーン、お客からの感謝の言葉で成長

2016年05月25日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スゴ技紹介

スタッフ一人ひとりが「金券のコンシェルジュ」として高い意識を持って働いている金券ショップ「チケットゾーン」(大阪府大阪市)。女性や若年層が利用しやすい店づくりで、金券ショップのイメージの打破に取り組んでいる。社員のスキルとモチベーションを上げるスゴ技を紹介する。

スタッフ手作りのポップスタッフ手作りのポップ。この商品券がどこで使えるか、具体的に店舗のロゴをポップに貼ってある。スタッフからはこうしたアイデアを積極的に出してもらっている

金券コンシェルジュ育成

商品券を購入するお客にチケットゾーンのスタッフは一言添える。「どちらでお使いになる予定ですか」。お客がある百貨店名を伝えると「こちらの商品券の方がそこでも使えてお安いですよ」と、お得な情報を提案する。

同店が目指すのは「金券のコンシェルジュ」だ。ただ金券を売るだけでなく、お客にとって最適な情報を伝えている。「うまく使いこなせば、金券は本当にお得です。お客様には節約を実感してもらえるよう接客に力を入れています」と同社の松村肇社長。

チケットゾーン代表取締役 松村肇さんチケットゾーン代表取締役 松村肇さん

「スタッフにはこんな声がけをしてください、とは伝えますが、後はお客様とのコミュニケーションで自信を付けていっているようです。また、スタッフからはなんでも提案してもらうようにしています」

会社概要

チケットゾーン(大阪府大阪市)
代表:松村肇
創業:昭和57年
事業内容:チケット買取・販売、インターネット通販、外貨両替、金・プラチナ買取
年商:78億円(2015年6月)
備考:チケットゾーンの他に、姉妹店「まいどちけっと」「Thank you チケット」がある

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

392号(2016/05/25発行)16面

Page top
閉じる