トランスラインコーポレーション、中古スキー授業用に
2016年02月29日
板のみで5千枚販売
トランスラインコーポレーション(北海道札幌市)が4店運営する「スポーツ・Re・ショップ」では、中古スキー用品の売れ行きが好調だ。
同社ではスキーの品揃えを強化している
4店合計の売上高は、2015年6月期で1億5000万円。このうち5割がスキー用品によるものだ。シーズン中でも11〜2月は特に販売数が伸び、スキー板のみで約5000枚が売れる。現在、「旺盛な需要に対して在庫が不足している」(永井統括店長)と言う。このカテゴリを更に伸ばすため、夏場でも買取価格を下げない等の取り組みを行っている。
中古スキー用品が良く売れるのは、店舗商圏の多くの小学校でスキー授業が行われているため。板やブーツは子どもの成長に合わせて大きなサイズに買い換える必要があるため、「買取・販売ともにニーズがある」(永井統括店長)と話す。そのため小学生の子どもを持つ家庭が多く来店する。
386号(2016/2/25発行) 3面