リユース企業で働く「若手社員」は、日々どのようにステップアップしていったのか。未来のリユース業界を担う、新人社員のリアルな成長物語を紹介する。
入社2年目の挫折を乗り越えて成長
ブックオフコーポレーション
佐藤鈴端さん
26歳。大学卒業後、2020年4月にブックオフコーポレーションに入社。1年目はブックオフスーパーバザー綱島樽町店に配属。3年目に新しくオープンしたブックオフイオン本牧店に異動した。
やりがいを持って
仕事をしてもらう
入社4年目の佐藤鈴端さん。現在、ブックオフイオン本牧店で、ホビーとトレカ部門の主任を務めている。
佐藤さんが業務をする上で大切にしているのは「再商品化を効率よく行い、少しでも早く店頭に商品を並べること」。「今、この商品を探しているお客様がいるかもしれません。アルバイトスタッフにも、どうしたらスピーディーに作業ができるか工夫してもらうようにしています」と佐藤さん。
スタッフに対しては、極力否定するような声がけはしないようにしている。「社員という立場で強く否定をしてしまうと、スタッフとの間に壁ができ、『社員から言われたことだけやっておこう』という雰囲気になり、アイデアを持っていても、話しにくくなってしまいます。スタッフには、やりがいを持って仕事をしてもらいたいと思っていますので、相談相手として話ができる関係でありたいと考えています」
第597号(2024/12/10発行)10面