【注目の新ショップ】グリモワール ライフスタイルにヴィンテージを
2018年04月20日
注目の新ショップ
ライフスタイルにヴィンテージを
ヴィンテージセレクトショップ「グリモワール」を展開しているグリモワール(東京都渋谷区)は3月10日、「古きよきものを残す」をテーマにしたヴィンテージショップ「LOART VINTAGE(ロアートヴィンテージ)」をオープンさせた。
▲オープニングのレセプションパーティーの様子
グリモワール LOART VINTAGE(東京都渋谷区)
「LOART」とは、伝承や言い伝えを表す「Lore(ロア)」と芸術を表す「Art(アート)」を組み合わせた造語。その造語を店名にした「ロアート ヴィンテージ」は優れたヴィンテージ品を「芸術」として捉え、現代にも取り入れやすいスタイルとして提案している。グリモワール初の路面店で、より大人の女性を意識し青山エリアに出店した。
▲シンプルだが柄に特徴があったり、形が変わっていたりするアイテムが多い
店頭に並ぶのは、1940年代から1980年代を中心としたヴィンテージアイテム。古着が約7割、ヴィンテージインテリアやアクセサリー、コスメなどが3割。店頭の広さは16坪で、店頭在庫は300~400だ。
レディスがメンズのグリモワールに対し、同店は「ユニセックス」をテーマに、細身の男性も着用できる細身のパンツや、オリジナルのレザー小物も揃えている。
商品をしっかり見てほしいという観点から、厳選した古着だけをセレクトし、ゆったりと陳列。什器や照明も海外で買い付けたヴィンテージインテリアを使うなど、徹底した雰囲気作りをしている。
グリモワールの十倍直昭社長は「これまでのヴィンテージショップがやっていないことに挑戦したい」と話している。
▲ヴィンテージの他にも観葉植物やアクセサリー、コスメなども販売している
▲店名の「LOART VINTAGE」をそのまま採用したオリジナルレザーブランド。使い込むことで味が出てくるところが、ヴィンテージと同じことからレザーを選んだ。
▲グリモワール 十倍直昭社長
第437号(2018/04/10発行)13面