《ひと工夫レポート》きものやろふてい 着物と共に一人で着用できる技術も提供
2018年05月05日
《ひと工夫レポート》
人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回はリサイクルきもの店とリサイクルブティック2店をレポートする。
きものやろふてい
着物と共に一人で着用できる技術も提供
▲2万円以上お買い上げの男性に限り着付けレッスン2時間を提供している
リサイクル着物を主に取り扱っているきものやろふてい(東京都港区)では、商品販売と共に、着用技術も提供している。 2万円以上お買い上げの男性に限り、着付け1レッスン2時間無料で提供しているという。
「着付けは、姿勢で7割決まります。コツを掴めば、1人で着用できる様になれます。また、着物を着る人が減ってしまうと飾り物になってしまう為、〝着物は着る物だ〟と、伝えていきたいと考えております」(河内晃治氏)
着付けは、失敗を恐れずにチャレンジする事が大切だという。何度も挑戦する事で、ポイントがわかってくる。着くずれしにくくなる帯の位置や、手を後ろに向けたままの帯の結び方等、挑戦することで分かるという。
▲河内晃治氏
▲一人で着物を着れるようになるまで、繰り返しチャレンジ
第438号(2018/04/25発行)15面