札幌BJKオークション 月1大会に移行し出来高2億円 「北海道の市場を盛り上げたい」
2018年05月15日
札幌BJKオークション
月1大会に移行し出来高2億円 「北海道の市場を盛り上げたい」
ブランド品や時計、宝石を競る札幌BJKオークション(北海道札幌市)がこれまでの月2回開催から月1回に集約した市場大会を4月19日、20日に開催した。出来高は2億円弱となった。
▲20日に開かれたバッグ大会の様子
時計で128箱(1箱約10点)、宝石で168箱、バッグ229箱で約5200点が出品、北海道外からの出品が約6割を占めた。買い手においても、道外から有力な地金商やダイヤ商を始め、時計、バッグを主体とするバイヤーが参加している。「開催日が減った分、参加できなくなった方もいらっしゃいましたが、従来より1回で競る量が倍増したため、参加者の方には概ね好評でした」(内田諭法会長)
出来高の内訳は、時計・宝石が約1憶6000万円、バッグが約3500万円だった。「ロレックスの出品がもう少し多ければ、全体での出来高は2億円を超えていた。初回としては上々の出足」と内田会長は話す。
同オークションは、昨年にブランド平場市「タイムレスオークション」を開催するダイヤコーポレーション(東京都渋谷区)と業務提携を結んでおり、共同で運営を行っている。会員数は426名。出品において指値の下限が設けられていないため、安心して出品できる。「北海道の市場を盛り上げるためにも3億円を目指してやっていきたい」と内田会長は意気込みを語った。
第439号(2018/05/10発行)5面