中古釣り具店のタックルベリーが、中古ゴルフ用品のゴルフ・ドゥと相互送客を狙う
2018年06月30日
・タックルベリーは国内で200以上中古釣り具店を展開する
・5月30日、カンボジアに初出店を果たした
・新店の半分はゴルフドゥが使用する共同出店となった
タックルベリー×ゴルフ・ドゥ
カンボジア共同出店
相互送客狙いタッグ
国内で200を超える中古釣り具店を展開しているタックルベリー(神奈川県藤沢市)が5月30日、カンボジア・プノンペンに初出店を果たした。
▲店舗名はカンボジアイオンモールセンソックシティ店
2018年に開店したイオンモール内に約153平米の店舗を設ける。
売り場の半分は中古ゴルフ用品のゴルフ・ドゥ(埼玉県さいたま市)が入る。
「釣りとゴルフの顧客層は近く、相互送客できる狙いがある」とゴルフ・ドゥの 西山典利室長は話す。
ゴルフ・ドゥfacebookはこちら:https://www.facebook.com/golfdo.official/
▲ゴルフ・ドゥ 西山典利室長
タックルベリーの藤本伸也社長はカンボジア市場の魅力について「平均年齢が24歳くらいで日本と比較にならないほど若い。成長のエネルギーに溢れており、釣りの文化を浸透できれば一気に盛り上がる可能性がある」と見ている。
タックルベリーfacebookはこちら:https://www.facebook.com/tackleberry.co.jp/
▲タックルベリー 藤本伸也社長
ゆくゆくは釣り堀の運営や賞金付きの大会を開催するなどの構想もある。
とは言え、初出店でマーケットも手探りの状態であることから、少なくとも向こう1年は客数・売れ筋商品・売上高などの市場分析に注力すると言う。
既に3店舗を展開しているタイの現地人マネージャーをカンボジアに入れて人件費を抑えるなど、固定費のコスト削減を工夫し長期戦に備えた。
【タックルベリー】
新品・中古の釣り具を専門に扱う。国内外に200店以上を展開するほか、ECも手掛ける。資本金は1億円。事業を盛り上げる、ベリーガールを毎年決定している。ベリーガールがメインMCを務めるタックルベリーTVなどで情報発信も行っている。
第442号(2018/06/25発行)5面