トリアイナが立ち上げた「ヴィンテージ・カメラ・オークション」、ここ2回の平均出来高は2000万円
2018年07月01日
トリアイナ
カメラ古物市開催
出品1300点超、出来高2000万円
出張買取事業を展開するトリアイナ(東京都豊島区)が5月に立ち上げた、カメラの古物市「ヴィンテージ・カメラ・オークション」が、6月8日に2回目を開催した。
カメラを専門に実店やネットで販売する業者等23社が参加、出品点数は1300点以上。
▲参加者用のうちわを持つオークショニアの及川敏勝氏
この日の出来高は非開示だが、ここ2回の平均出来高は2000万円。
出品された商品はニコン、ペンタックス、ライカ、マミヤなどのフィルムカメラ本体やレンズなど。
出張買取案件を月8000件受けている同社が自社で仕入れた商品と、他社から出品を受け付けた商品で構成している。
現在は売り・買いの両方に参加する業者はおらず、同社は今後、両方を可能にする体制を整えていく。
オークショニアの及川敏勝氏は、「古物市への参加自体が初という人が多く、親切・丁寧な進行を意識した」と話す。
また参加者には番号が付いた大きなうちわを配布し、落札者を明確に判断するなど工夫をした。
イーベイでフィルムカメラを販売していると言う参加者の1人は、「商品は全体的に保存状態が良かった。声も挙げやすく、4点で計6万円分落札できた」と語る。
第442号(2018/06/25発行)6面