弥生会《古物市場情報》 3社協同の骨董市
2018年08月25日
会場 東京都台東区上野公園3-42上野グリーンクラブ
※月により会場に変更あり
開催日 毎月22日
時間 9:30~16:00頃
タイプ 骨董市
3社協同の骨董市
和洋中1000点で5000万円
弥生会(東京都台東区)は、福進堂、トキゾー、北山美術の美術商3社が協同で会主を務める骨董市場だ。
毎月22日に開催し、1回に約150社が参加する。
和洋中の骨董品を1000点超集め、4000万~5000万円の出来高を上げている。
食器、茶道具、掛け軸、絵画、書画、彫塑など、同市場に集まる商品の割合は、和洋中に分けるとおおよそ3等分。
また、「現代陶芸なら北山美術、洋物ならトキゾー、高単価商材なら福進堂という ように、それぞれが得意ジャンルを持つことで、バランスの良い商品供給ができている」(北山美術 藤生洋代表)と話す。
全体物量のうち、会主3社による自社出品は約3分の1を占めている。また近年は、中国人バイヤーによる中国骨董の"買い戻し"が活発。
会員数で見ても同バイヤーの割合が増え、現在は約4分の1を占めている。
《一日の流れ》
①会場1階で下見する参加者ら
②10時30分頃より競り始め。
皆で会場を移動しながら低単価の商品を競る
③昼頃、会場の1箇所に集まり、絵画や掛け軸など長大な商品を競る
④昼食後、広い会場に移動し高単価の商品を競る。
参加者が最も集まる一番の目玉
第445号(2018/08/10発行)15面