《Sharing Economy》weeeks、短期ルームシェア 1週間の日常に非日常を

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《Sharing Economy》weeeks、短期ルームシェア 1週間の日常に非日常を

2018年09月18日

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短期間のルームシェア
料理など趣味でマッチング

「現状を打破したいという人の、ライフスタイルを変える手段を提供する」と話すのは、teritoru(東京都渋谷区)の日置愛CEO。同社は短期間ルールシェアサービス「weeeks(ウィークス)を展開する2017年11創業のスターチアップだ。
1.jpg▲日置 愛CEO

企画ありきで同居者をマッチングするのが特徴。weeeksでは「1週間プログラミング合宿」「料理好きですごう1週間」など
共通の目的や趣味を持つ人々が集まる企画を用意している。ユーザーが企画に登録すると他の参加者とグループチャットを
通じてやりとりを行うことができる。


企画開始3日前までに4人以上が揃ったら短期貸可能なマンスリー賃貸、ホステル、ホテル等の遊休物件を斡旋し 、ルームシェア開始。費用の目安は1週間あたり1人2万~3万でここから物件利用料を差し引いてマネタイズする。現在1都3県で展開している。


サービスのコンセプトは「日常に非日常を」。「人は『自分を変えたい』と思った時に、旅行をしたり仕事を変えたり して環境を変える。でも、社会で働いているとそういうチャンスは多くない。外のハコ(職場)と内のハコ(自宅)の往復では得られない新しい交流や刺激を生み出したいと考えた」(日置CEO)。外のハコを変えるのは大きな決断が必要だ。そこで内のハコを変えることに注目した。


短期ルームシェアを通じて「住」の選択をより自由にし 、環境を変えるハードルを下げる。そこに様々なバックボーンを持つ人が集まれば、日常とは違った体験が生まれると考えた。日置CEOはニューヨークで新聞の飛び込み営業をしていた経験があり「出会う人と環境が、価値観を広げたり自分を変えるきっかけになる 」(日置CEO)と実感したという 。

第447号(2018/09/10発行)10面

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