《仕事ができる人の1日》マーケットエンタープライズ、高野 浩志さん
2018年10月04日
▲マーケットエンタープライズ(東京都中央区)
リユース・エバンジェリスト プロダクト・カスタマーサポートセンター統括 高野 浩志さん
43歳。大手家電量販店で12年間ゲームやフィギュアなどホビー製品のバイヤーを務めた後、36歳の時にマーケットエンタープライズに入社。東京リユースセンター長を経て、2016年に買取品の情報を集約管理するプロダクトセンター長に就任。2017年リユースの伝道師(リユース・エバンジェリスト)に着任、リユースの啓蒙活動を行なっている。2018年からはカスタマーサポートセンター長も兼務している。
メールチェックは朝夕のみで集中
「リユース・エバンジェリスト(伝道師)」である高野浩志さん。取材に対応する他、四半期/半期に一度、自社のリユース商品の動向を発信。WEB媒体の連載も執筆しており、リユースへの理解と認知度を高めるべく活動している。そんな高野さんの本業は、買取品の情報を管理するプロダクトセンターと、販売品についての問合せを受け付けるカスタマーサポートセンターの統括だ。プロダクトセンターでは法令やヤフオク!などの各ECサイトのガイドライン、社内のコンプライアンスに違反するものを買い取っていないかどうかチェックしている。本業と伝道師の兼任で多忙な高野さん。以前は常にメールチェックをしていた。しかし、今は朝と夕方に限定。集中して作業をする時間を確保した。また。やるべき案件を忘れないように自分宛に箇条書きにしてメールしている。「メモを貼ると机周りがメモでいっぱいに。グーグルカレンダーもポップ アップが気になるので、シンプルにメールにしています」と高野さんは話している。
①USBハブ/パソコンの軽量化に伴い、差込口が減っていることからUSBハブを使用。カードリーダー機能もあり、USB Type-C HDMI、LANにも対応。高野さんはこれでラップトップとデスクトップのパソコンを繋いで2画面で仕事をしている。「これがあることで効率よく仕事ができています」(高野さん)
②USBメモリー、マイクロSDカード/打ち合わせ時、容量の多いデータを先方に渡す時に便利。常に3個ほど所持している。
③ルーペ/ブランド品などを鑑定する
④目薬/常にパソコンの画面を見ているため、目薬は必須
⑤ミントタブレット/目覚まし用に食べている。辛さ重視で、大粒のものをセレクト
⑥ノート/長年愛用しているのはロルバーンのリングタイプのノート。方眼でミシン目が入っていて、切り取れるところが気に入っている。このノートは機動戦士ガンダム展で3冊まとめ買いした内の1冊
大変だね。今どんな状況?
高野さんがスタッフに対して常に心がけているのは「声をかけ、話を聞く」ということ。「古い人間なので、入社当時はつい『なんでできなかったんだ』という言い方をしてしまいました。今はそれを改め、『大変だったね。どんな状況?』と、相手の話を聞くようにしています。トップダウンの指示ではなく、納得して仕事をしてもらうことで業務を円滑に進めている 。
第448号(2018/09/25発行)13面