あいりぺ、iPhone修理の通信講座 実機を使って動画で学ぶ
2018年10月12日
iPhone修理の通信講座
実機を使って動画で学ぶ
中古端末の修理事業を展開するあいりぺ(東京都新宿区)は9月、リペアエコノミー協会の運営委託事業として、iPhone修理を中心とした個人向け通信講座「iPhoneリペアエンジニア」養成講座を開講した。修理を副業の選択肢として提案することを通じ、個人の修理事業に対する理解促進やイメージアップに繋げる。
講座を通じてiPhoneの画面割れの修理技術などを身につけることができる。修理した端末をフリマアプリやオークションサイトを通じて販売する副業の選択肢として提案する。受講者は送付される実機と修理用キットを利用し、研修用動画を見ながら練習する。一次試験と最終試験が用意されており、それぞれ課題の修理場 面の動画を提出することで合否判定を受けることができる。資格の認定を受けるとリペアエコノミー協会から画面割れしたiPhoneや修理用のパーツを会員価格で購入できるようになる。
フリマアプリを通じて販売した場合の利ざやは、「1台あたり3000~8000円になると想定しています」と河合CEOは話す。修理を終えたiPhoneは協会が買い取ることも可能。年内300名、2019年中に2000名の認定を目標に掲げる。今後は中古iPhone以外にもAndroid端末やドローンなど様々な認定講座を設ける予定だ。
▲河合晴輝CEO
第449号(2018/010/10発行)3面