セキド、オンラインショップ限定でドローン下取りサービス開始
2019年01月17日
ドローン下取りサービス
買い換え需要に対応
セキド(東京都国立市)は11月9日からオンラインショップ限定で、ドローン下取りサービスを開始した。ドローン世界最大手のDJI社製品であれば、動作不能な機体でも一律2万円で下取りを行う。
最新機種「MAVIC2PRO/ZOOM」の購入時に利用可能な2万円分のクーポンを発行。ユーザーは最新機種を割安価格で購入できる。下取りサービスは2016年に次いで2度目の取り組み。背景にあるのは、消費者の強い買い換え需要だ。
DJI社は年に1~2回のペースで新製品を発表。発表ごとに障害物検知や自動帰還機能などの安全面、カメラを主とするハード面でも急速な進化が見られる。セキドはB2B販売を主としており、企業側も常に最新機種の導入を望んでいる。壊れた機体は複雑なルールの中で処分する必要があるが、下取りに出せばそれらをセキドに任せることができるというメリットもある。下取りしたドローンは、動作可能な機体は中古品として扱う。不能な機体であれば分解し、使用可能なパーツを取り出して部分的に再販する。
最新機種が人気の一方で、中古品にも需要がある。「データ破損をはじめとするリスクを考慮し、2台目以降の所有を求める声が大きい。機体本体ではなく細かいパーツを探しているお客さんも多い。中古市場はさらに成長していくだろう」(商品戦略本部 和田有幾氏)。
第455号(2019/1/10発行)14面