キズキレンタルサービス、ナビタイムとサービス連携
2019年03月02日
▲Bike Rock Caffe'を体現した店内は、田中将太郎取締役とジェームス・ワース店長のこだわりの空間だ
ナビタイムとサービス連携
旅行計画とバイク予約を同時に
レンタルバイクのフランチャイズを運営するキズキレンタルサービス(埼玉県川口市)とナビタイムジャパン
(東京都港区)は昨年12月5日、レンタルバイクネットワークサイト「レンタル819」とバイク専用ナビアプリ「ツーリングサポーター」のサービス連携を開始した。同アプリ利用者は、ツーリング計画を立てながらレンタル819店舗の検索・予約が出来る。
同アプリのメニュー内に新設された「レンタルバイクを探す」を選ぶと、地図内にレンタル819の店舗が表示される。店舗を選ぶと、店舗詳細が表示。うち「電話する」を選ぶとレンタル819に電話がかかり、「レンタルバイクを予約する」を選ぶと同社サイトの予約画面に遷移される。これまで両社は協力関係にあったが、送客を行うのは今回が始めて。レンタル819のコンセプトは、オートバイに乗る人を増やすこと。
田中将太郎取締役は「レンタルバイクでハードルを低くし、気に入る車種を見つけてバイクを好きになってもらえれば」と話す。同社の目標は、バイク業界のIoT化。「2017年の日本メーカーが占める世界二輪シェアは45.6%。この国はバイク大国といえます。しかし、日本のバイクインフラはまだ成長段階。ネットでより気軽にバイクに乗れる環境を整えたいです」(田中取締役)同社は全国に137店舗を展開し、3200台以上の在庫を持つ。レンタルで使用されたバイクは、中古車として販売することで、若者のバイク離れに歯止めをかける。
第458号(2019/02/25発行)5面