《Sharing Economy》CataluJAPAN、地方製品を都市圏でアピール

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《Sharing Economy》CataluJAPAN、地方製品を都市圏でアピール

2019年03月04日

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カタル2.jpg▲製造業者・職人と店舗を繋ぐ

店舗の遊休スペースを活用
地方製品を都市圏でアピール

遊休スペースを持つ店舗と、自社製品の魅力を消費者へ直接伝えたい企業をマッチングするサービス
「カタルスペース」だ。同サイトを運営するのはCatalu JAPAN(東京都渋谷区)で、2月中旬からサービスを開始した。店舗は、空きスペースとなっている棚やレジ脇などにメーカーの製品を展示する。説明文とQRコード・NFCチップを貼り付けた端末を設置することで、来店者はスマホからさらなる情報を得たり、ECサイトへ移動することができる。

副収入を得ながら、インテリアとしての製品活用や、顧客とのコミュニケーションを増やせることが店舗のメリットとなる 。代表の吉本正氏が想定する主なメーカーは地方の中小企業。都市部への距離や予算を理由に日の目を見ていない良質な製品の存在を多くの人に知らせたい 考えだ。地域や規模による制約を受けないモノづくりの機会を創出する。

「店側が製品に共感し、作り手を応援したいという気持ちを持っていただくことが大切。当面はサービスの認知度向上を重視していきたい」(同氏)。店舗の初期費用は5800円、月額費は無料。1ヵ月単位での契約もできる。メーカーは1万4800円のシステム利用料とスペースレンタル料が月額費となる 。今年中に100店舗・メーカー100社の参入を目指す。

カタル1.jpg▲吉本正代表

第458号(2019/02/25発行)7面

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