【リユース×テクノロジー】シーエスアーキテクト、業務時間の短縮に貢献
2019年03月08日
▲渡邉拓見社長
中古業向けPOSと自動釣銭機連動
業務時間の短縮に貢献
小売業向け業務支援システムの開発・販売を行うシーエスアーキテクト(千葉県千葉市)は1月10日、リユース業向けPOSシステムの「タロスPOS」と自動釣銭機の連動を開始した。POSレジと自動釣銭機の連動によって現金総量が正確に把握出来るため、店舗はレジ関連の業務時間を短縮出来る。さらに、従業員の現金接触頻度が減るため、釣り銭ミスや不正の抑制も可能。
また、POS情報と店舗に設置したカメラの記録映像を紐付ける同社のサービス「レジレコ」との連動で、
防犯性能の更なる強化も出来る。タロスPOSに対応する自動釣銭機は「グローリー社 つり銭機300シリーズ」と「富士電機社 釣銭機ECS-77」の2種類で、他製品との連動も予定。自動釣銭機は月額1万5800円からリース出来るほか、購入も可能。
タロスPOSはリユース業界に特化したPOSレジで、クラウドサーバを通じて買取・販売や在庫情報等を管理出来る。また、パッケージ商品でありながら月に1度バージョンアップしており、ユーザーは常に最新のシステムの利用が可能。「大切なのは、長期的にシステムを使って頂くこと。そのため、毎朝お客様からの要望をフィードバックし、必要な改良は当月にバージョンアップして、翌月にリリースします」(渡邉拓見社長)同社は、将来的にはリユース業界向けセルフレジの導入も検討する。「システムを通じて、人手不足の解消や業務の効率化、店舗の売上アップに貢献できれば」(同氏)
第458号(2019/02/25発行)15面