《Sharing Economy》カーステイ、車旅による遊休地の活用目指す
2019年04月06日
▲ゲストは地図上から利用可能なスポットを検索、予約でき、宿泊後は評価が可能
車中泊スポットをシェア
車旅による遊休地の活用目指す
Carstay(東京都新宿区)は1月30日、駐車場や空き地を宿泊スポットとしてシェアする「Carstay」を本格稼働した。同サービスは車中泊・テント泊が可能な場所を検索・予約うな場所を可視化したプラットフォームは日本初。ゲストは安心して宿泊地を利用でき、ホストは遊休地の活用、初期費用無しでのキャッシュレス対応ができる。ゲストは宿泊したい場所を検索し、予約決済。宿泊当日はゲスト自身でスポットに行き、スポットに駐車した車両写真を投稿すればチェックインとなる。
サイトは日本語と英語に対応し、海外からの予約も可能。車中泊・テント泊スポットを提供する 「駐車場ホスト」の条件は、500m以内に使用できるトイレがあり、年に1日以上貸せるスペースの所有者。住所、写真、シェア可能日時、料金、設備等を記載し登録申請すると、約1週間で同社から登録の可否が送られる。承認後、同社から郵送された専用カラーコーンを設置すれば、貸出できる。スポット利用料金は1泊500円~で、運営側への手数料は20~40%。
同サイトではこの他、「体験ホスト 」による山登りや漁等の文化体験サービスも提供。運営側への手数料は約15%となる。同社は認知度向上に向け、地方自治体との共同イベント等を開催する。「日本各地にある、魅力的だけど隠れた観光スポットを知ることが出来るサービスにしていきたいですね」(広報担当 中川生馬氏)
第460号(2019/03/25発行)16面