《全国ダーツの旅☆富山県》イーズアンティーク、インスタの看板犬に逢いたいと飛行機で来店した女性客
2019年04月23日
リサイクル通信 全国ダーツの旅
~富山県 編~
ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー
インスタの看板犬に逢いたいと飛行機で来店した女性客
エミーズ(富山県富山市)が運営するアメリカンアンティークの専門店、イーズアンティークには看板犬の「ハチ店長」がいる。実はこのハチ、4年半前に車和久社長が商品を配達途中に道路で保護した犬だった。首輪をしていたので警察や保健所に届ければ飼い主が名乗り出てくると思い、飼い主を待つ「ハチ」と呼ぶことにした。だが飼い主は現れず、そのまま店で飼うことになった。
やがて車社長がインスタグラムにハチの写真を投稿すると、アメリカンアンティークに住む和犬が評判となり、ハチ目当てのお客も来るようになった。最近来店した40代の女性もその一人で、北海道から直行便の飛行機でやってきたという。以前にハチに似た犬を飼っていたらしく、ハチを見るととても嬉しそうな表情で、静かに眺めていた。「サンバースト・クロックを買って下さったのですが、買い物はついでという感じでした。
ハチが来てから、こんなにも犬好きな方が多いのかと思うほど、商品の説明以外はほぼ犬の話になるんですよ」と車社長。今ではお客の間に保護犬に対する興味が広 がり、ペットショップで犬を購入予定だった数名のお客が保護センターから引き取ることにしたり、地域の小学校の社会科の授業の一環と して、子どもたちがハチを見学しに来るようになったという。
▲車 和久社長
第461号(2019/04/10発行)17面