ニーゴリユース マス広告で集客奏功、毎期2倍ペースで売上成長

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ニーゴリユース マス広告で集客奏功、毎期2倍ペースで売上成長

2019年04月27日

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3B差し替え.jpgニーゴリユースは地方に店舗展開(写真は宇都宮店)

楽器、オーディオ、カメラの買取店を展開するニーゴリユース(北海道札幌市)が、新聞等のマス広告でシニア層集客を伸ばしている。現在60代以上の顧客が9割を占め、月に3000点を買い取っている。2015年の設立から前期まで、毎期2倍ペースで売上成長している。今期は6億円を目指す。同社は「ニーゴリユース」の屋号で、楽器等の嗜好性の高い商材に特化した買取店を札幌・郡山・宇都宮で展開。各地域で全国紙、ブロック紙、FM・AMラジオを合わせた25媒体で広告を打ち出すほか、4月からは福島県内でTVCMも開始した。

店舗はすべてロードサイド型で、「大きな看板を目印に知名度アップを図ってきた」(木原将平社長)と話す。また、商材特化型の買取店として打ち出したことにより、「高価な楽器、オーディオ、カメラを安心して売却したい地方のお客様にとって、最初に思いつく店として認知を高められているのでは」(同社長)と考察する。「都市部では買取競争が激しいが、地方には近隣にリサイクルショップすらないブルーオーシャンの地域はまだまだある。6月には高崎に4店目を出店予定。今後も全国に店舗網を広げていきたい」(同社長)同社の販売の9割はヤフオク!によるもの。

3-B②.png木原将平社長

第462号(2019/04/25発行)3面

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