【働き方改革】リステージ、「筋肉手当」で士気高揚 社員の体作りを促進

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【働き方改革】リステージ、「筋肉手当」で士気高揚 社員の体作りを促進

2019年05月20日

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「これからアベンジャーズのような屈強なチームを目指し、筋肉手当を支給します!」

中古オフィス家具のオークション事業を行うリステージ(東京都中央区)の高鉾龍社長が声を上げたのは2年前。働き方改革推進の流れや人材確保の必要性を受け、手当の充実を決意した。

10右下 - コピー.JPG▲高鉾龍社長

筋肉手当は一律で月額1万円支給され、トレーニングジムに通う費用として活用できる。すでにジムを利用している社員はプロテインの購入代金として充当しているケースも。道具市場のバックヤードは、運ばれて来た荷物の積み下ろしなどで体力を使う。筋肉手当を通じ、日々の業務に耐えうる体づくりを促進する。他にも「オトナポイント」の制度を開始。こちらも毎月1万円分が一律で支給され、家族や友人との飲食費として利用することができる。

「元々は人の1.5倍働くのをよしとする風土でした。でも今はそれだけだと人はついてこない。社員の働きやすい制度や仕組みを整える必要性を感じています」(同氏)。

物流や移動のコストを大幅に削減したリアルネットオークションを始め、入荷リストのクラウド管理など、業務の効率化も進めている。

第463号(2019/05/10発行)13面

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