たんぽぽハウス、激安古着店20店に 中央線狙い高円寺に出店

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たんぽぽハウス、激安古着店20店に 中央線狙い高円寺に出店

2019年08月14日

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激安古着店「たんぽぽハウス」を千葉、江東区、江戸川区を中心に展開するヴァンベール(東京都中央区)が6月、20店目となる新店を高円寺にオープンした。

これまで東西線、総武線、山手線沿いと展開してきた同社は次に中央線沿いに目をつけ、高円寺店は「東京の西側、新宿よりも先に進出する上での基地となる」(羽田健一郎代表)という。

安価な商材を扱っている同社は「物流としてはものすごい量になる」といい、ドミナント戦略を標榜し、高円寺店を新たな「ディストリビューションセンター」と位置づける。また高円寺店は敷地が50坪で駅から徒歩2分の場所とあって「優良物件が見つかった」という側面もある。

店頭に並ぶ商品はユニクロやしまむらやGAPなどのリユース品。ターゲットは40〜50代の女性を中心として、中学生、若者、中年、高齢者など様々で「毎日来るお客さんもいる」という。

高円寺と言えば古着店が連なるエリアだが、同店は「たんぽぽハウスの扱う古着は、ファッションではなく普段着。ヘビーユーザーが多い」(羽田代表)として、ブランド古着を主に扱う周辺店舗との競争にはならないと話す。

3C-2.jpg▲羽田健一郎代表

第469号(2019/08/10発行)3面

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