グラムス、撮影と同時に自動でリネーム 中古EC出品作業を効率化
2019年08月14日
・グラムスが商品画像ファイル名の自動編集ツールをリリース
・商品のバーコードをスキャンするとファイル名が自動でリネーム
・同ツールは大手企業から個人ユーザーまで約160カ国で利用されている
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商品画像の自動加工ツール「ゼンフォトマティック」を提供するグラムス(大阪府堺市)は7月22日、商品画像のファイル名を自動で編集・管理するツール「ゼンフォトマティックリネーマー(以下:ZR)」をリリースした。
これは、商品のバーコードをスキャンして撮影するだけで、商品画像のファイル名が自動でリネームされると言うもの。続けて撮影することで連番(小番号)が自動で割り振られる。サムネイルを並べ替えることで、撮影後に順序を修正することも可能だ。これにより、例えばバッグの撮影の際に中の詰め物の出し入れを何度もすることなく、撮影しやすい順に行い、後から写真の順序を入れ替えることができ、商品撮影業務を効率化することができる。
ファイル名が管理されていなければ、他の商品情報データと紐付けができず、商品アップ業務が非効率になるとともにミスを招きやすくなる。特に中古ECのバックヤードにおいては、属人的で非効率な作業が多いため、効率化をどう図るかがカギとなっている。
同社では大手リユースECサイト運営企業やファッションECサイト複数社と約1年間テスト運用を行い、業務効率化とコスト削減が実証されたことから発売に至ったと言う。
ゼンフォトマティックは、商品画像の加工を全自動化するツールとして、大手企業から個人ユーザーまで約160ヵ国で利用されている。これにリネーマーが連携しており、商品撮影からリネーム作業、商品画像加工までをスムーズに行うことができるようになる。ZRは、お試しで1週間無料で使える。それ以降は月額1,980円と年間1万1,760円の2プランを設けている。
第469号(2019/08/10発行)3面