パーソル、シフト管理アプリでOB活用 勤務可能時間共有し人手増へ
2019年08月31日
「doda」や「an」等の総合人材サービスを手掛けるパーソルグループのパーソルイノベーション(東京都港区)は6月18日、シフト管理サービス「SyncUp」の新オプション「OB・OG活用機能」をリリースした。
「SyncUp」は、昨年1月に始動したアルバイトシフト管理アプリ。大手リユース企業等、34社が導入する。
主な特徴は2点。1つ目はシフト作成の簡略化だ。アプリのスケジュールでは、勤務可能なシフトが閲覧可能。アルバイトは働きたい時間をクリックするだけで、シフト申請ができる。店長は、全アルバイトのシフト状況を一括で確認可能。店長のシフト作成時間を従来の65%削減できる。
2つ目は、複数店舗の連携機能。他店舗スタッフの空き時間も閲覧できるため、緊急時に近隣店舗で勤務するスタッフにヘルプを要請出来る。1店舗当たりの月額利用料金は6千円~。現在、期間限定で2ヵ月の無料トライアルも受け付ける。
今回導入された「OB・OG活用機能」は、OB・OGに勤務可能なシフト等を通知するもの。店長がOB・OGにアプリを招待。参加すると、シフトスケジュールやタイムラインが閲覧できる。同オプション料は1社あたり5万円。
「退職後にまた働きたいと考える方がいる一方で、繁忙期にOB・OGにヘルプのお願いをする店長さんもいらっしゃいます。双方が最初から繋がるサービスを提供していきたい」(竹下壮太郎SyncUpサービス責任者)
第470号(2019/08/25発行)5面