トラーナ、1,400種の知育玩具をレンタル 保険導入でユーザー不安払拭
2019年09月18日
トラ―ナ(東京都中野区)は、同社が運営する知育玩具に特化した定額レンタルサービス「トイサブ!」に、保険を導入する考えだ。年内に導入を予定。玩具の紛失・破損に対するユーザーの不安を払拭させる狙いだ。
トイサブ!では、隔月で平均6点の中古知育玩具が届き、レンタルできる。価格は月額3,240円(関東エリア)。0~1歳、1~2歳、2~4歳向けと発達状況に応じた玩具を、同社スタッフがセレクトしている。玩具の種類は1,400以上。一昨年の時点で会員数は350人だったが、今年は1,900人を超えた。年2倍のペースで会員数が増えている。
提供する保険は2種類を予定。1つは毎月定額料金を保険料として払い、玩具の紛失や損傷などが起こっても、ユーザーには一切費用の負担がないタイプ。料金は月500円未満を想定している。もう1つは無料で加入でき、紛失や破損などの責任を一定の上限以下に抑えられるものを想定。
▲玩具をクリーニングする様子、クリーニングは主に女性が手掛ける
トラーナは今後、他社が手掛ける子育て関連のレンタルサービスにおいて、自社の保険サービスを広げていきたい考え。その手始めとして、自社のサービスに保険を付与し、ユーザーへのヒアリングを重ねながら検証を進める計画。
「子育てをするユーザーさんの生活に、より深く関われるサービスを展開していきたい」(志田典道社長)
第471号(2019/09/10発行)7面