アトラクトエージェント、骨董品の一括鑑定サイト初月問い合わせ100件を見込む

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アトラクトエージェント、骨董品の一括鑑定サイト初月問い合わせ100件を見込む

2019年10月13日

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「骨董鑑定の窓口」サイト画面「骨董鑑定の窓口」サイト画面

ブランド品の一括査定サイトを複数運営するアトラクトエージェント(東京都港区)は8月末、新たに「骨董鑑定の窓口」をリリースした。絵画や陶芸などの骨董品の鑑定額を、最大8社から選んで比較できる。骨董を売りたいという利用者からの声に応える形でサイトを開設、9月からサービスを本格的に開始。初月の問い合わせ数は100件を見込む。今後も遺品整理などによる需要増をにらむ。

サイト利用者は査定したい骨董のジャンルを選び画像をアップした後、10項目程度のフォームを入力。対応する査定業者が表示され、ユーザーが選択した業者に対し一括問い合わせを行う。契約業者は、利用者からの見積依頼があった分だけ手数料が発生する仕組み。入会金や年会費は不要。

同社は16年創業。時計・バッグ・宝石・お酒・貴金属など、各種ブランド特化の比較サイト「査定の窓口」を複数運営しており、16年にサービス開始してからの流通総額は100億円を超える。現在は月間2000件ほどの査定依頼があるという。

「入力フォーム数を他社よりも増やし、より売りたい思いの強いお客から問い合わせが入るようにしているため、他サイトと比べ高単価で取引が行われている。契約業者からも客層・買取品、ともに質が良いと言っていただいている」(安岡尚和社長)と自信を見せる。

安岡尚和 社長安岡尚和社長

今後も各サイトの地盤を固め、来年には合計500法人との取引を目指す予定。

第473号(2019/10/10発行)2面

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