atsumari、個人間の楽器シェアサービス「相互評価機能」と「補償制度拡充」
2019年10月13日
個人間楽器シェアリングサービス「atsumari」を運営するatsumari(東京都千代田区)は9月、クラウドファンディングを実施した。β版のシステム改善を目指す。
同サービスは楽器を借りたい人と使用しない楽器の所有者をマッチングするもの。借り手が運営側に入金後、出品者が楽器を発送。最短1週間から取引できる。貸出期間の終了後、借り手は楽器の返却・延長・購入を選択する。特に相互評価機能と補償制度の拡充による同サービスの利便性と信頼感の向上が狙い。利用者の評価を可視化し、持ち逃げなどのトラブルを防ぐ。補償制度は貸出中に楽器の破損が起きた場合、最大5万円まで修理費を補償。
最終的には楽器演奏のスキルシェアや持ち運びが不可能な楽器のスペースシェアも合わせ楽器の総合サービスを目指す。「楽器を気軽に始められる環境を整え、楽器業界を活性化させていきたい」(カポラリ真亮COO)
カポラリ真亮COO
第473号(2019/10/10発行)2面