メルカリ、「衣替えに関する実態調査」衣替えは「10月」着ない服は「捨てる」
2019年11月22日
意識調査
メルカリ(東京都港区)では、全国の20〜60代までの男女1030名を対象に「衣替えに関する実態調査」を実施した。同調査によると、毎年定期的な衣替えを行うと回答した人856人のうち、衣替えをする月として回答が最も多かったのが10月(53.7%)。フリマアプリ「メルカリ」では、年間を通じてアパレル関連商品の出品数が最も多くなる時期だという(2018年度実績)。
もう着ない服は「捨てる」が72.4%
"アパレルかくれ資産"は日本全国で最大2兆5000億円
まず、夏服から秋冬服への衣替えをするかどうかの質問に「実施する予定」と答えた人は全体の72.4%だった。次に衣替えで見つけた「もう着用しない」服をどうしているかを複数回答で聞いたところ、「捨てる」が最多の75.6%で、「保管する(何もしない)」が53.3%、「売る」が33.4%となった。では「もう着用しない服」を今後はどうしたいかと質問すると、44.9%が「売りたい」と回答。現状の回答結果よりも16.5ポイント上昇し、一方で「保管する(何もしない)」は32.6%と20.7ポイント減少。捨てる選択をする人が過半数を占める一方、着用しない服は保管するより売りたいと考えていることが伺える。
捨てる予定の平均アイテム数は男性が平均5.7点、女性は平均14.9点。「メルカリ」での同カテゴリの平均取引価格から算出すると、捨てることで機会損失してしまう"アパレルかくれ資産"が男性は3万3154円、女性は5万5166円となっていることがわかった。20〜60代の人口から推計すると日本全国で最大約2兆5千億円にものぼる。
〈調査概要〉
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年9月3〜4日
調査対象:全国20〜69歳、男女1030名(男性:515名、女性:515名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年9月3〜4日
調査対象:全国20〜69歳、男女1030名(男性:515名、女性:515名)
第475号(2019/11/10発行)14面