暗号資産古物商協会、ブロックチェーン分野から4名と古物分野から2名が加盟
2019年11月28日
暗号資産(仮想通貨)を用いた物の売買を支援する一般社団法人暗号資産古物商協会が10月28日に設立された。ブロックチェーン分野からの4名と古物分野からの2名、計6名が加盟した。
名簿は以下の通り。みどり合同会社(東京都千代田区)の小宮自由氏が代表理事。監事はクリプト古物(東京都中央区)の岡部典孝氏。理事は齊久の梅澤浩樹氏、カーテックの倉嶌元氏、井元秀彰氏、城谷弘明氏。
※申請中の城谷氏以外は皆古物商取得
ブロックチェーン分野から参加した4名のうち、3名がエンジニアだ。同協会理事の岡部典孝氏は「ブロックチェーン分野からの関心が高い。彼らはもちろん暗号通貨に詳しい。だが古物商を営んでいて暗号資産に関心を抱いた人もいる。両者向けに説明をできるようにしたい」と話す。
同協会が提供するのは主に3点だ。1つ目に活動報告や最新情報を踏まえた月次レポートの配布。2つ目にSlackのチャンネルで質問権。相談全般を受けつけ、法律的な論点が出た場合、顧問弁護士や顧問税理士に確認するという。3つ目に相場情報の公開。円と暗号通貨がいつ、いくらで売れたのかが把握できる。
正会員になるには年会費20万円がかかり、準会員であれば年2~10万円(資本金の額により変動)必要だ。今後は加盟数を100社まで増やす計画。
第476号(2019/11/25発行)4面