NOVASTO、「POSシステムアップデート」テンプレート使用で商品登録時間半減
2019年11月29日
NOVASTO(大阪府吹田市)が提供するPOSシステム「ReCORE(リコア)」のEC出品機能が11月にアップデートされた。
独自のテンプレートを使うことにより、ヤフオク!、楽天、アマゾンなどの複数モールへの出品を大幅に短縮することが出来る。
テンプレートのイメージ
従来は出品商品の情報を各モール毎に入力する作業が発生していたため、登録業務に時間がかかっていた。
「複数モールへのEC出品時に1商品にかかっていた時間は概ね半減することができます。写真撮影込みで最短で3分程度で出品することも可能です」(佐藤秀平社長)
佐藤秀平 社長
テンプレートは企業ごとに独自にカスタマイズすることができる。チェックボックスやプルダウンを使った選択式を設定しておけば、文字や数字を入力する手間を省くことができる。
商品名、ブランド名、JANコード等のReCOREのカタログ情報にあるものは、自動的に商品概要の項目を埋めることができるため、後は家電であれば、メーカー保証書の有無やシリアルNo、コンディションランクを入力・選択し、写真をアップロードすれば出品することができる。
「HTMLの知識がなくても、スマホでも出品登録ができるようにしたいというユーザーの要望を今回のアップデートで実現しました」(同氏)。
この機能は同社のPOSシステム「ReCORE」利用企業に限定されるが、来年にはEC出品や査定に関する機能を切り出して提供する考えがあると言う。
第476号(2019/11/25発行)5面